調べたいときだけ来るサイトから、毎日ちょっとのぞけるサイトへ。次の3つを追加しました。どれも新しい取材や推定は入れておらず、メーカーが公表しているスペックと、協会の公表資料と、ご自身が入力した記録だけで動きます。
シャトル番手ナビ
シャトル番手ナビは、体育館の気温と湿度を入れると、各メーカーが自社サイトで公表している「番手×温度」の表に照らして、該当する番手を並べる画面です。7社ぶんの公表表を集めました。
集めてみて分かったのは、メーカーごとに表の設計がはっきり違うということです。ヨネックスは隣り合う番手で温度が1℃重なり、ゴーセンは逆に1℃空きます。シャトルクラブにいたっては10℃刻みで全温度域を隙間なく埋める区分で、他社とは考え方そのものが違います。ですので当サイトは統一表を作りません。各社の数値をそのまま並べて、見比べられるようにしています。出典URLと確認日も各表に付けました。
湿度については、正直に書いておきます。今回調べた範囲では、湿度と番手の対応表を公表しているシャトルメーカーは1社もありませんでした。現場では「湿度が高い日は飛ばないから番手を上げる」という調整が広く行われていますが、その向きを裏づけるメーカーや競技団体の公表資料は見つかりませんでした。学術文献ではむしろ逆で、水鳥球は吸湿すると最大10%重くなり、その結果 最大飛距離は最大5%伸びると報告されています(Cohen ほか, New Journal of Physics 17, 063001, 2015)。そこで当サイトは、湿度で番手を自動的にずらすことはせず、現場の経験則は経験則として紹介したうえで、競技規則の試打(バックバウンダリーラインの手前530〜990mmに落ちるか)で確かめることをおすすめしています。番手という概念そのものが、競技規則にもBWFのLaws of Badmintonにも存在しないメーカー独自の目安だからです。
そのぶん、自分の体育館での実測がいちばん確かな手がかりになります。ナビの画面から、その日の気温・湿度と使った番手・飛び方を1タップで記録でき、貯まると「自分の体育館だけの番手表」ができます。
きょうの1本
きょうの1本は、1日1問のクイズです。誰が開いても同じ問題が出ます。ラケットの公称スペックから「このスペックはどのラケット?」、協会の検定合格品から「この品番はどの法人の届出?」の2系統を日替わりで出題します。
抽選方法はページ内に全文載せました。 当サイトは自社取扱ブランドを持つ会社が運営しているので、素直に抽選すると、スペックの公開が多い自社ブランドが偏って出てしまいます。そこでブランドと法人を1巡ずつ回す方式にして、掲載本数の多寡が出題回数に影響しないようにしました。さらに、1問目が自社ブランドから始まらないよう、一覧の開始位置を運営会社の次にずらしています。式も出題プールのJSONも公開しているので、誰でも同じ結果を再現できますし、その気になれば明日以降の問題も計算できます。隠すより公開するほうを選びました。
マイ用具ノート
これまでの「保存した用具」をマイ用具ノートに広げ、ガットの張り替え(前回からの日数と平均間隔が出ます)とシャトルの消費(直近1年のダース数・金額・1個あたり)を記録できるようにしました。体育館メモもここに集まります。
入力した内容はすべてお使いのブラウザの中だけに保存され、当サイトのサーバーには送信されません。アカウント登録もログインも不要です。そのかわりブラウザのデータを消すと記録も消えるので、JSONとCSVの書き出しを付けています。
いつものとおり、「いちばん」「該当」はすべて当サイトの収録範囲と各社の公表値での話で、強さや良し悪しのランキングではありません。協会資料に載らなくなったことが販売終了や検定の失効を意味しないことも、これまでどおりです。番手の表が変わっていた場合や、公表を確認できなかったメーカーの表をご存じの場合は、お問い合わせからお知らせください。